はじめに
Flutterを利用して開発するときに便利なプラグイン。利用したいプラグインの情報をpubspec.yamlに1行追加するだけで簡単に導入出来てしまいます。
そんな素晴らしいプラグインですが実はコマンドからでも追加や削除ができます。
今回はその方法を紹介します。
環境
- Flutter 2.2.3
プラグインの追加方法
コマンドからプラグインを追加する場合は、プラグインを導入したいプロジェクト配下で以下のコマンドを実行するだけです。
% flutter pub add プラグイン名
では例として「webview_flutter」を追加してみます。
まずpubspec.yamlを見てみます。そこには「webview_flutter」の記述はありません。
プラグインを導入するため、プロジェクト配下で以下のコマンドを入力します。
% flutter pub add webview_flutter
すると以下ような結果が出て「webview_flutter」を導入してくれます。
% flutter pub add webview_flutter
Resolving dependencies...
async 2.6.1 (2.8.1 available)
charcode 1.2.0 (1.3.1 available)
meta 1.3.0 (1.7.0 available)
test_api 0.3.0 (0.4.2 available)
+ webview_flutter 2.0.10
Changed 1 dependency!
確認の為、pubspec.yamlを見てみるとdependenciesに「webview_flutter」が追加されているのがわかります。
さらにコマンドから追加した場合は、同時に「flutter pub get」もやってくれているので、すぐにコードを書くことができます。
また、「pedantic_mono」等のdev_dependenciesにプラグインを追加する場合は以下のように、-dまたは–devオプションをつけます
% flutter pub add -d プラグイン名
または
% flutter pub add --dev プラグイン名
実際にコマンドを入力してみます。
% flutter pub add -d pedantic_mono
Resolving dependencies...
async 2.6.1 (2.8.1 available)
charcode 1.2.0 (1.3.1 available)
+ flutter_lints 1.0.4
+ lints 1.0.1
meta 1.3.0 (1.7.0 available)
+ pedantic_mono 1.13.0+3
test_api 0.3.0 (0.4.2 available)
These packages are no longer being depended on:
- built_collection 5.1.0
- built_value 8.1.1
- fixnum 1.0.0
Changed 6 dependencies!
dev_dependenciesに「pedantic_mono」が正しく追加されているのがわかります。
プラグインの削除方法
次にコマンドからプラグインを削除する方法です。
削除する方法はプロジェクト配下で以下のコマンドを入力するだけです。
% flutter pub remove プラグイン名
それでは上記で追加した「webview_flutter」を削除してみましよう。
% flutter pub remove webview_flutter
Resolving dependencies...
async 2.6.1 (2.8.1 available)
charcode 1.2.0 (1.3.1 available)
meta 1.3.0 (1.7.0 available)
test_api 0.3.0 (0.4.2 available)
These packages are no longer being depended on:
- webview_flutter 2.0.10
Changed 1 dependency!
pubspec.yamlを見てみると正しく削除されています。
削除の場合も同時に「flutter pub get」を行ってくれているのでその後何もする必要はありません。
さいごに
バージョンをanyで追加したい場合はどうすればいいのだろうか?
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