はじめに
UnityでiOS、Androidのアプリやゲームを開発した際に、ユーザーにアプリを広めてもらうためにSNS(Twitter、Facebook、Instagram等のソーシャルネットワークサービス)へのシェア機能は必須と言えるでしょう。
インターネットで検索してよく出てくる「SocialConnecter」でも良いのですが、GitHubの更新を見る限りあまり更新されていないです。また実装の手順も初心者には?な物を多いのもっと簡単に実装できるものはないか探していたら、良いアセットがあったので紹介します。
NatShare
簡単に実装できるのになんと無料です!
要件
- Unity2019.3.11+
- Android API Level 22+
- iOS 9+
※2020/10/18時点
インストール方法
今回はUnity 2020.1.8f1を利用しています。
Unity Asset StoreにてNatShareを購入
NatShare – Mobile Sharing API
Unity Package Managerを開く
Unityを起動して、[Window]→[Package Manager]を押す

NatShareをダウンロード
Packagesを自分の購入しているアセット一覧である「My Assets」へ変更し、「NatShare」を選択して右下の「Download」を押す

NatShareをインポート
ダウンロードが終わると「Download」の隣にある「import」が押せるようになるのでインポートする。

「import」を押すと以下のような画面が出てくるので「import」を押す。

インストール完了
インポートが終わってAssets配下に「NatSuite」というフォルダができていればインストール完了です。

実装方法
インポートしたファイルの中に詳しく書いてありますが
Assets\NatSuite\Plugins\Managed\Sharing\README.md
using NatSuite.Sharing;
...
public void Share()
{
var payload = new SharePayload();
payload.AddText("SNSシェアしたいことを記入する");
payload.Commit();
}
なんとたったこれだけでテキストをSNS共有できてしまいます。

補足
またこのNatShareですがテキストを共有する以外にも以下のことができるそうです。(試してはいません)
- 画像の共有
- 画像をカメラロールに保存
- メディア(動画や音声)の共有
注意点
上記でカメラロールをiOSで利用する場合はiOS版だとInfo.plistにNSPhotoLibraryUsageDescriptionとNSPhotoLibraryAddUsageDescriptionを追記しないと動作しないので気をつけてください。
最後に
こんなに素晴らしいアセットなのに本当にタダでいいのか?って感じです。
是非、みなさんも利用してみてください。
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